わが家は共働きです。でも旦那さんの仕事が忙しいこともあり、ほぼワンオペ家事&ワンオペ育児でした。
それが、最近ワンオペから少し脱しつつあります!旦那さんの家事に対するスタンスを「お手伝い」から「シェア」に変えたきっかけを本日はご紹介します。
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ワンオペな日々
わが家は共働きで、私は育児のため17:00退社の時短申請はしているものの、なかなか時間通りに仕事が終わらないことも多々。
ほぼフルタイムで働いて、保育園にお迎えに行って、帰宅して、食事・お風呂・寝かしつけ等々を座る間もなく、止まると死ぬと言わんばかりに動き回り、子どもと一緒に寝落ち、朝を迎え、洗濯やら朝食やら保育園の準備やらひたすらこなし、出勤
日々この繰り返しでした。このルーティンの中に保育園からの「発熱しました!お迎えきてください!」コールや、保護者面談などの行事も入ってきて、そのたびにせっせせっせと仕事はじめいろいろ調整。
一方旦那さんは、本当に仕事が忙しく、私がスーパーサイヤ人がごとく髪振り乱してひたすら動き回っている帰宅後タイムには家にいないことが多く、寝落ちして子どもたちと寝ている平和な図?になってから帰宅することも多かったのです。
時間ができてもワンオペ変わらず
しかし、旦那さんの仕事のペースが少し緩やかになったタイミングでもワンオペ家事ワンオペ育児は変わりませんでした。
「大変だよねー」とは言ってくれるんです。時々食器洗いや洗濯を手伝ってはくれるんです。ごみ捨てもしてくれます。
でもモヤモヤしていました。なぜ「時間がある時/気が向いた時/元気がある時に手伝う」スタンス??と。
私は毎日、風邪をひいてても、仕事で疲れていても、多少サボりはすれど、どうしてもやらなければいけないことはあるわけで、それは誰もやってくれないので自分の中で帳尻合わせながらやっているのに…ん?んんん?
何か取り入れられるヒントはないものかと、夜な夜な家事分担が進んでいると言われるスウェーデンの共働き世帯の様子などを調べたりもしてみました。
長時間マルチタスクがしんどい!
もんもんとした月日が流れ、ふとママ友の
「一つ一つの家事自体はそんなに時間的にも長くないんだけどねー」
という一言にハッとしました!
そうなんです。洗濯や掃除など、一つ一つの家事自体は平均15分程度だったりします。難易度もそんなに高くないかもしれません。
しかし!!家事育児は合わせ技でやってきます。同時進行、マルチタスクが当たり前です。自分の中の段取りや意思とも関係なく押し寄せます。しかも朝から晩まで。
お弁当作りも、それ自体はさほど難しくはありません。でも朝早くに、前日残してしまった食器洗いやら、朝食の準備やら、子どもの支度やらと並行でやらなければいけないからツライんです。
この「マルチタスク感」がしんどいのだと気づいたんです。そしてマルチタスクが「長時間にわたること」がしんどいのだと気づいたんです。
家事をシェアするするために100%を体感してもらおう
そんな発見をもとに、何よりも家事育児のマルチタスク感を旦那さんに体感してもらいたいと思い、とりあえず1週間を全部旦那さんに任せ、その1週間でやるべき家事育児の100%をやってもらうことにしました。
旦那さんが朝起きてお弁当を作らなけば息子のお弁当はない
旦那さんか洗濯しなければ着る服はない
旦那さんがご飯を炊かなければご飯はない
旦那さんが掃除機をかけなければあっという間にホコリがいたるところに発生
旦那さんが個人面談に行かなければ面談は欠席扱いに
という1週間を作りました。とにかく体験して、このマルチタスク感!と。
わが家の場合はこれがすごく効果ありでした!
100%と言いつつ、結局はどうしても私がやった方がいいことなどもあり、旦那さんが行ったのは実質65%程度かなと思います。
ただ、それでも効果はしっかりあり、息子の個人面談時に先生に「家事育児、本当に体力つかいますね。終わりがないし、しんどいです。」と話し、先生に「当たり前に行われていることが実は当たり前ではないんですよ」という言葉をもらっていました。
この1週間を過ごした後、旦那さんは以前とは異なり、自分の都合のいい時だけ家事を「手伝う」のではなく、家事を一緒にする「シェア」スタイルに少しづつ変わってきました!!(まだ途中ですが)
1週間チャレンジのポイント
この1週間チャレンジのポイントは、その期間は口出ししない、手出しもしないということです。
本当に困っている時はもちろん助けますが、それ以外は基本的には口出しも手出しもしません。
旦那さんのやり方に任せた方が旦那さんもやりやすいということもありますが、それ以上に、自分(私自身)でやらないことへの罪悪感や自分のやり方への固執から自分を解放するためです。
ワンオペで日々過ごしていたため、自分のやり方がすべてでしたし、自分がやらないことにも慣れていませんでした。マルチタスクに追われる日々のツラさは自分が一番よく分かっている分、目の前の旦那さんが大変そうにしているとつい助けたくなります。
しかしそこはぐっと我慢です。
実はこの「マルチタスクに追われる日々のツラさはよくわかっているので、目の前で大変そうにしていると助けたくなる」感情が旦那さんに芽生えれば大成功です!
100%の大変さを味わって初めて、どれくらいの割合で分担するかをお互い納得するレベルで話し合えるはずです。
まとめ
ちょっと荒療治的な方法ですが、旦那さんの家事へのスタンスを「手伝う」から「シェア」に変えてもらうための、わが家でのちょっとした成功例をご紹介しました。
仕事やプロジェクトの全体像(100%)が見えると、目の前の一つ一つの仕事の意味や他との繋がりが理解できるのと同じで、家事育児もまずは100%やってみることから始めてみたら、そのあとのことがスムーズにいくかもしれません。
もちろん旦那さんのタイプやお仕事状況により難しいこともあるかと思いますが、ちょっとでもワンオペ脱出へのヒントの一つにしていただけたら嬉しいです!
私も引き続きワンオペ脱出に向けがんばります!